健康管理をサポートする事業や製品開発を強化

2010年11月19日

健康のために自転車に乗ったりランニングやウォーキングをする人が増えていますが、毎日のトレーニング時の身体の状態や健康管理を記録する製品の開発や事業が、京都の電子部品大手などで強化されています。

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京都の電子部品大手などが健康・医療分野に参入したり、事業を強化している。健康機器は高齢化が進む国内だけでなく、富裕層が増える中国などでも需要拡大が見込まれる有望市場。各社は自社の得意分野を生かしながら製品開発に力を入れている。＜中略＞国内では予防医療への関心が高まっているほか、富裕層が増える中国でも健康志向が強まっており、国内外のニーズに照準を合わせる。村田製作所は「開拓すべき領域がたくさんあり、ヘルスケア分野は大きなマーケットになる」と期待している。

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村田製作所は、指先に装着できる小型の計測機器「指輪型パルスメータ」を１０月に開催された「CEATEC JAPAN 2010」に参考出品しています。運動時の脈拍と血中酸素飽和度を測定でき、パソコンや携帯電話などにリアルタイムでデータを送信できます。低消費電力なのでサイクリング中など長時間の使用にも可能。村田製作所から製品化される予定はないとのことですが、近い将来にこのノウハウを利用した商品が健康機器メーカーなどから発売されるかもしれません。

オムロン子会社のオムロンヘルスケアが今月１日に開設したサイト「ウェルネスリンク」は、日々の体重や血圧、歩数などの測定記録をグラフにしたり、蓄積したデータをもとに健康管理をナビゲーションする機能などがあります。こちらは無料のユーザー登録をすれば誰でも利用できるので、毎日のトレーニングや健康管理に活用してみてはいかがでしょうか。

＜H.A＞

「ウェルネスリンクス」